監督 ローランド・エメリッヒ
製作 ディーン・デブリン
主演 ジェフ・ゴールドブラム
ビル・プルマン
リアム・ヘムズワース


★あらすじ★

前回のエイリアン襲撃から20年が経ち、再び独立記念日(インデペンデンス・デイ)を迎えようとしている人類は、前回の闘いでエイリアンの技術を得て地球防衛システムを構築しエイリアンの襲撃に備えていた。



月面防衛基地で働くジェイク(リアム・ヘムズワース)が、地球にいる婚約者で前大統領の娘パトリシアとテレビ電話をしていると出力異常で電波が遮断する。




地球でも異変は起こり20年前のエイリアンの宇宙船の動力が復帰した。
原因を調べるべくアフリカに飛んだデイビッド(ジェフ・ゴールドブラム)はキャサリン博士と共に宇宙船の調査をする。そこで二人はその宇宙船から信号が発信されている事を発見する。



同じ頃、精神障害を患った前大統領のトーマス(ビル・プルマン)がエイリアンが来ると警告したり、前回の襲撃からこん睡状態だったオーキン博士が目覚めたりと、異変が続く。


そして遂に月面基地の目の前に球体の宇宙船のようなものが現れる。アフリカにいるデイビッドはテレビ電話を通じてランフォード大統領たちに、20年前のエイリアンの宇宙船とデザインが違うためエイリアンではないのではというが、攻撃される事を恐れた大統領は先制攻撃を命じる。エイリアンの技術を備えた月面基地の攻撃で球体の宇宙船は月面に落ちていった。




デイビッドは撃墜した宇宙船の正体を暴くため月に行き、ジェイクと共に宇宙船の回収をしていた。すると20年前とは比べものにならない程の巨大なエイリアンの宇宙船が現れる。地球上でもその様子が流され、人々はパニックに陥る。



月面基地では宇宙船に攻撃をするが全く効かない。それどころか、宇宙船の一撃で月面基地は爆破されてしまう。



その後、巨大宇宙船は地球上に出現し人類に対し再び総攻撃を開始する。壊滅的な被害を受けた人類は反撃に出るのか?そして宇宙人の目的とは…?

★解説★

ローランド・エメリッヒ監督のディザスタームービーの集大成。

世間の評価は色々言われていますが、 私は良い意味でこれぞアメリカの大作映画だと思います。


「ザ・フライ」「ジュラシックパーク」でおなじみのジェフ・ゴールドブラム。


「ハンガーゲーム」「エクスペンダブルズ2」に出演のリアム・ヘムズワース。



「キャスパー」「ロスト・ハイウェイ」に出演のビル・プルマン。

ローランド・エメリッヒ監督は、
「ユニバーサル・ソルジャー」

「スターゲイト」

「ゴジラ」

「デイアフタートゥモロー」

「紀元前1万年」
「2012」
といった大作を次々に発表し興行的にも
成功していきます。

作品としてはアカデミー賞向きでは
ございませんが、
ゴジラがニューヨークの街をぶっ壊す、
大規模な地震や津波が地球に壊滅的な被害を与える、
大規模な寒波が地球を襲うといった
見応えがありそうな映像をCG、VFX技術を駆使して今まで見たことのない映画を
製作してきました。

で極め付けは、
「インディペンデンス・ディ」
「インディペンデンス・ディ
リサージェンス」
となるわけです。

確かに映画の好きな方は
「映像は凄いけど内容はB級だよね」とか
「あまりCGを多用した映画は観たくないな」という意見を持たれる方もいます。
実際、私がその考えだからです。

でも「話の規模がデカいんだから
CGバリバリ使わないとやってられない」
映画ばっかりです。いい意味で…。

で、「インディペンデンス・ディ」シリーズはそう言った意味で集大成かなと思っています。

見た目は大味な映画に見えますが、
以外とストーリーもしっかりしているので感情移入して観れると思います。


あと終末思想とかUFOなどのオカルト話も好きなのでエメリッヒ作品は観たくなるのでしょう。

見応えのある大作を観たい方には
是非お勧めします。